デジタルコンテンツ保護のために
SD規格に使用されている記録メディア向けコンテンツ保護(CPRM)技術は、安全な音楽や他の商用コンテンツ流通システムを実現します。 CPRMは不正コピー防止を目的として開発され、IBM、インテル、パナソニックおよび東芝が設立したライセンス付与団体である4C Entity, LLCによって提供されています。
SDメモリカードのCPRMの特徴は以下のとおりです。
- ホストデバイスとカード間の認証機能による、コンテンツ復号鍵などの秘密情報を格納する保護領域へのアクセス
- ホストデバイスとカード間の認証機器制御機能により、ホスト機器や製造者から漏れた秘密鍵を無効化
DVDでも採用されているこの保護技術は、すべてのSDカードに実装されていましたが、Ver. 6.10でオプション仕様となり、CPRM を実装していないSDカードの判別を目的として、以下のマークが新たに定義されました。